槲 伸長データ


年月
No.1 伸長 (cm)
累計樹高(cm)
伸長率
No.2 伸長 (cm) 累計樹高(cm) 伸長率
2001年5月 11
11

19
19

2001年7月
13
1.2

21
1.1
2001年8月
18
1.4

29
1.4
2001年8月
27
1.5
-
29
-
(2001年通年) (21)
(27)
(2.5)
(29)
(29)
(1.5)
2002年5月 12
39
1.4

32
1.1
2002年6月 20
59
1.5
20
52
1.6
(2002年通年) (32)
(59)
(2.2)
(23)
(52)
(1.8)
2003年5月 24
83
1.4
14
66
1.3
2003年7月 26
109
1.3
41
107
1.6
(2003年通年) (50)
(109)
(1.8)
(55)
(107)
(2.1)
2004年5月 主幹34
側枝44
143
1.3
主幹34
側枝38
141
1.3
2004年6月 主幹30
側枝28
173
1.2
主幹18
側枝25
159
1.1
2004年8月 主幹55
側枝58
228
1.3
主幹 -
側枝40
159
-
(2004年通年) (主幹119)
(228)
(2.1)
(主幹52)
(159)
(1.5)
2005年5月
主幹34
側枝36
262
1.1
主幹25
側枝33
184
1.2
2005年7月
78
340
1.3
74
258
1.4
2005年8月
78
418
1.2
48
306
1.2
(2005年通年)
(190)
(418)
(1.8)
(147)
(306)
(1.9)
2006年5月
59
477
1.1
40
346
1.1
2006年7月 34
511
1.1
30
380
1.1
(2006年通年) (93)
(511)
(1.2)
(70)
(376)
(1.2)
          ※伸長率=伸長後の樹高÷伸長前の樹高


         槲や水楢、小楢などは、春に芽を吹くとしばらく伸長し、一旦伸長が止 まって、新しい 葉や幹・枝が充実する期間が
         あります。
         やがて、再び芽が伸びだして、伸長します。それを秋までに2〜4回繰 り 返して生長して行きます。

         2004年、主幹よりも側枝の方が、より多く伸びました。
         2004年、両方とも開花・結実しました。個体No.1は、生理落果 したものが多く、最後まで付いていた堅果の数は
         少数でしたが、個体No.2は、最後までより沢山の堅果が付いていました。
         それが伸長量に影響したものと思われます。



伸長と気象条件の関係


         過去4年間の伸長の仕方をみると、8月にも伸長した年と6・7月で伸 長が終わった年とがあります。
         気象条件が関係しているのでは? と思い、最寄(距離・緯度・標高からして最も近い条件と思われる)の気象台
         の気象データ(4-8月の月別の平均気温・最高気温・最低気温・夏日日数・真夏日日数・熱帯夜日数・日照時間)
         を比べてみました。
         結果、7月の日照時間が影響しているようでした。
         2001・2004年の7月の日照時間は200時間超であるのに対して、2002・2003年のそれは200時間未満です。
         日照時間以外の各データには、関係があると思われるものはありませんでした。
         (降水量のデータは、水やりをしていましたので除外)


日照時間データ(グラ フ)





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